H30年6月2日伊勢崎市民プラザにて、本年度群馬県選手権大会が開催された。競技レベルの向上が著しい!
群馬県のスポチャン選手がようやく全国レベルに成長してきた。今年も幼年大会で連続優勝した須磨選手、全国少年少女大会で連続入賞の小山選手と全国レベルで安定して入賞する選手が複数人でてきた。各道場の先生・指導者の努力が報われはじめてきたように思う。今年は日本スポーツ協会のスポーツリーダー資格取得に指導者が挑戦を始めた、指導者の能力向上は選手育成に必須であり、10年後の群馬国体を目指して一歩一歩着実に選手も指導者も成長している。新聞報道も次第に増えて、いつしか毎週記事が掲載されるようになるかも?「継続は力なり」を実感する・・・(古澤記
2018.6.10)
※5月13日(日)第324回関東地区技能講習会参加日記 (伊勢崎市民プラザ)
今年から講習会のカテゴリ枠が組替えられ異種審判員育成を主体とする講習会に変わった。今年は異種A群から。
次はB群、C群へと異種審判資格が複雑に増えてきた。これからの審判員は大変である。本来「自心審判」を掲げ爽やかな試合形成を目指しているスポチャン競技。目指すゴール「自心審判」への道程を知りたい!
2017年 本部主催 安全講習会・1級審判資格審査会 講習会参加日記
※5月14日(日)第308回 本部講習会 (山梨県開催)
講習の進め方、指導ポイントをメモりました。
@小太刀基本動作審判目合せ…全員で10試合の審判判定、80点以上が合格
要点:小太刀は縦に抜く、握りは薬指と小指、振上げは45度、右胴左足は振上げ後
15度傾け振り下ろす、突きは剣先を一寸下げて突く、構え・運歩・気合・踏込
A安全講習…・細小太刀を優先して使用する。・短刀・長巻・長槍はエアーは緩く(軽く
突いて曲がる)・面は穴の小さいもの、ゴムひもは緩く当ったら面ズレするように。
B異種基本動作審判目合せ…賢一先生が基本動作全種目演武後、全員で10試合審判判定
要点:突きの気合は、ヤッ・ヤー(受・突く)受けは押える感じ(払いでない)
突き練習は、両手下げた構え位置から、一歩踏込み脇まで引き上げ突き出す。得物をスライドさせない
C打突審判審査…小太刀・長剣F・二刀・楯小・・他審判資格取得申請のある種目の試合を審判員が囲み10試合審判
判定する、80点以上合格(時間あれば、追試申出可)
変化点:主審・検査役は別審査になる。基本動作・小太刀・長剣F・二刀の審判資格が必要
D合戦審判練習…今回は320pルールと10対10形式で試合
狙いは審判練習のほか、選手に自心審判の心を醸成すること。最初は打たれても打たれてないという選手が連続
して試合する中で次第に打たれると自分からコート外に出ていく・・・古澤 (記 2017.5.18)
※10月1日 第315回 本部講習会 (栃木県開催)
E突き:槍は、剣先を真っ直ぐ浮かせない様、前手で絞込み(上から押えて)突くことがポイント。後手は脇に
絞上げて固定。突き込み過ぎない、寸止め・当止めから素早く引き抜く。
F姿勢:ポイントは体幹:構え姿勢が傾いたり、ねじれた姿は欠陥。左右肩の高さ位置、揺れをチェック。
各国の審判員が診るポイント。剣の振り方・正確性は枝派の問題で稽古で直せる。
G運歩:移動の前踏込みは大きく力強く! 日本トップは一歩で2m位前進する
※10月18日 本部講習会 筆記試験開始について
H筆記試験問題:「これ入り口のこと」より穴埋め問題 <参考>
29年2月19日川崎市とどろきアリーナにて、群馬県協会登録支部の大泉国際道場の須磨選手が基本動作と長剣フリーの2部門で優勝、小太刀はベスト8入賞の連絡が入った。群馬県選手の優勝は久しぶりである。幼年といえども素晴らしい結果である。
指導者である父の須磨先生は冷静に次のように分析して気を引き締めていました。
「今回出場した年中の部は、わりと敷居が低い感じで、群馬からももっと出た方がいい。本番で泣かずに積極的に剣を振れるぐらいの子なら、決して歯が立たないというレベルではないと思います。しかし年長の部、特に有級はハイレベルでした。群馬県大会なら小学生低学年でも戦えるぐらいです。とにかく年中と年長の差が大きく、今回年中も年長も参加人数は同じぐらい(約60人)でしたので、今回参加した年中の子供達が1年後にはそろって、あのレベルになるということで、にわかに信じがたいぐらいです。」
子供の成長は測りしれない。親や指導者(大人)の一つひとつの言動が子供達の能力に影響し、伸ばしていきます。
来年、この子達はどんな雄姿で再び大会を迎えるのか。指導者の役割は測りしれない・・・古澤 (記 2017.2.21)
3年前に、偶然、ルワンダで知り合って、小太刀護身道(スポーツチャンバラ)を教えた団体が第3回大会を開催します、それに必要な用具と技術指導のための渡航費について、募金を募っています。 この団体は、とても真面目に取り組んでいて、今は、「ルワンダ護身道連盟」として100人近くが活動しています。
ルワンダも他のアフリカ諸国と同じように武道は人気が高く、しかしながら、十分な指導を受けずに無謀なスパーリングをして、怪我をすることが少なくありません。その点、柔らかい剣を使う小太刀護身道は、安全に、思い切り、真剣な戦いが出来るため、競技者ばかりではなく、その父兄からも喜ばれています。また、病弱な子が健康になったり、両親を失くした子の精神的な支えとなったり、良い意味での色々なインパクトがあり、現地の人々から喜ばれています。
詳細は、下のサイトにありますので、アクセスをよろしくお願いします。そして、いいね、シェア、募金などをいただけるならば、幸いです。 高橋勉(記2016.3.31)
https://readyfor.jp/projects/kodachigoshindo
一昨年、初めて特別講習会に参加して巻茣蓙の試斬りを体験し、真剣で斬ったとき味わった快感が忘れられず、今回2回目の特別講習会参加となりました。
通常のスポチャンとは一味違い、サムライの所作・心構え・刀と太刀・武家の歴史等、会長から講和と試斬りの実演、また田淵師範から小太刀刀法の型を披露頂き大変刺激になりました。私も刀法と試斬りに挑戦しましたが難しい! 普段の稽古の重要さを改めて通感しました。
スポチャン指導者は武士道を学び、世界のスポチャン愛好者にサムライ日本の素晴らしさを伝えられなければならないので精進してほしいと言われました。
皆さんも興味のある方は声掛けて下さい。一緒に参加し学びましょう!
古澤秀明(記2016.3.31)